入れるべきか,入れざるべきか。
またまた先週末の写真です。
四つ葉のクローバーを見つけた多摩川べりでのランチの日は,minolta SR-T101 と Minolta AUTOCORD L を持って行ったのですが,これは二眼レフの AUTOCORD で撮った写真です。
最初は ISO400の FUJI PRO 400Hで撮りました。
次にリバーサルの RDP III (ISO100)で撮りました。
当たり前だけど全然違いますね。
ほぼ同じ陽の光なのに,フィルムの種類,感度,露出の違いでこんなに差が出るのですから。
出来上がりが違うと,パーフォレーションの黒枠を入れるかどうかの気分も違います。
カラーのリバーサルでアンダー目で撮ったときは黒枠が似合うような気がするし,モノクロの時もそんな気がします。
スキャンで取り込むときは,その日の気分やカットを見て枠を入れたり入れなかったりしますが,自分でモノクロプリントをしていた若い頃は,意識して(または決め事として)全部のプリントに黒枠を入れていました。
トリミングをしない。即ち「シャッターを切る時にフレーミングは完成させる」という傲慢な意気込みがあったのですよ。
あー,思い出したら恥ずかしくなってきました・・・。
でも写真家の金村修さんは,「むやみに黒枠を出さない方が良い。黒枠を出すと写真っぽくなり過ぎる」と言っていたそうです。
確かに,黒枠を入れると写真が締まるような気がして,安易に入れたりしてしまうような気もしています。
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